今回は「猿キャラ募集」 2023CAC国際コンペの協力をしている、当サイト「食む好き」と公式応援団のグルメインフルエンサー「ナゴグル」が、このコンペの協力企業「平川水産」に、特別企画として『観光地で騙されない!美味しいウニの見分け方』を教えてもらいます。
今回、美味しいウニの見分け方を紹介してもらうのは、平川水産の藤田さん。
インタビュアーにグルメインフルエンサーのナゴグルも参加してインスタLIVEでもお届けしました。
まずは、平川水産がある北海道・浜中町について紹介します。
●平川水産ってどこにあるの?
平川水産は北海道の釧路空港から車で約1時間半の浜中町にあります。浜中町は、霧多布岬が有名ですね。
出典:北海道浜中町
霧多布岬からは野生のラッコを見ることができます。
●「観光地で騙されない!美味しいウニの見分け方」教えて!
ラッコも食べているらしいウニですが、私たちも、藤田さんに『美味しいウニの見分け方』を教えて欲しいです。
各地の観光地で海産物が有名なところに行くと奮発してウニ丼とか食べたくなりますけど、『ぼったくられたくない!><』って思いがありますよね。
藤田さんに教えてもらう前に、早速ですがクイズです。
▼『このウニは、美味しい?』
悪いウニと良いウニ
答えは比べてみると一目瞭然ですね。⭕️はウニの身はぎゅっと詰まっているのが美味しいんです。✖️は産卵期のウニは身も柔らかく、破裂している場合もあり、味も苦いです。
ちなみに、ウニ漁は産卵期の前までと決まっているのだとか。
●ウニの旬っていつ??
北海道のウニは、実は年中旬の場所があるんです。
・秋〜冬 :道東
・冬〜春 :初夏:日高〜えりも・羅臼〜野付
・夏 :余市・小樽・積丹などの日本海側
・初夏〜秋:利尻島・礼文島
●そもそもウニの価格ってどうやって決まるの?
漁協市場で決まる価格は、身がつまっているかどうかです。折詰の状態だと、身がきれいで
乾いていないことが価格決定の重要ポイントなんです。
●巷で言う「赤ウニ」「白ウニ」って何??
築地や豊洲では、ウニを通称赤ウニ・白ウニと呼ばれていたりします。それって何?って思ったことありませんか?
●「赤ウニ」「白ウニ」の正体
赤ウニはエゾバフンウニで北海道・ロシア(北方四島)が主な産地です。
白ウニはキタムラサキウニで三陸(宮城・岩手・青森)から北海道全域が主な産地です。
平川水産では”アカ”のエゾバフンウニも”シロ”のキタムラサキウニも両方扱っています。折り詰めと合わせて、殻付きウニも扱っています。
こんなのがお家に届いたら感激ですよね!!
●ウニってどうやって私たちの元に来るの?
ここまで、藤田さんにウニの見方を教わってきました。
今度は、どんなふうにウニを出荷するのか平川水産の折詰ができる工程を教えてもらいます。
①漁協市場で、ウニを購入(一般の方は入れません)。
②ウニはその日のお昼に届くので、一晩寝かせます。企業秘密の保管場所で、寝かせることで一層身の状態が良くなります。
③翌日、朝4時に男性陣が出勤。藤田さんもこの時間にやってきます。まずはウニの殻を割ります。
④朝5時に、女性陣が来て身を取り出す作業がスタートします。
⑤ミョウバンにつけます。
⑥並べて折り詰めが完成。
⑦そして出荷。終わりは正午~14時くらいです。メインの豊洲市場の他、札幌・仙台・大阪・名古屋・京都・福岡の市場に出荷されます。なんとカナダにも出荷しているんです。カナダからのバイヤーが直接買い付けに来て、お付き合いがスタートしたんだとか。
こんなに綺麗な折詰ですが失敗することは無いですか?ちなみに失敗があった場合そのウニたちはどうなるんでしょう?
そういう時は訳ありで流通するとのことですが、滅多にない失敗みたいなので、一般に流通することはなさそうです。
浜中町の「ウニのおいしさの秘密」教えて
浜中町は、ウニの養殖が盛んですよね。天然ウニと比較して何が違うんでしょう?
浜中町は天然昆布の生産量が日本一の場所。
平川水産も昆布を取り扱っています。上がってきた昆布をこんなふうに干します。
天然昆布って、お高いイメージありますよね。
そんな天然昆布を餌にして育つのが、浜中町で育つ養殖ウニなんです。天然ウニが昆布以外も食べる雑食なのに対して、浜中町の養殖ウニは天然昆布しか食べないグルメなんです。
美味しくないわけないですよね。
ウニの食事 出典:クリマテックCT(ウニの生態場所はは北海道)
「ウニのおいしい食べ方」教えて
王道のウニ丼
藤田さんのおすすめは、やっぱり王道のウニ丼。わさび醤油と海苔もたっぷりかけるのがお気に入りなんだとか。
手巻き寿司
みんなでワイワイ手軽にできるのが楽しい手巻き寿司にもウニが入ると一気に豪華に!
「うにとWたまごの出汁ジュレ」
みんなにも試して欲しいのがこれ!なんだかわかりますか?
Vogue Japanに掲載されていたカリフォルニア発祥のメニュー「ウニシューター」をアレンジして作ってみました!
ウニ、いくら、たまごの醤油漬けを出汁でゼリーに仕上げた豪華レシピ。少量で盛り付ければホームパーティーにもおすすめです♪
まずは、このままでまず味わって。
そして、あつあつご飯に乗せて食べます。出汁が溶けて、一味違ったウニ丼に。食べ進めていくと、たまごの醤油付けが顔お出します。簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
●マルキ平川水産 〒088-1532 北海道厚岸郡浜中町琵琶瀬484
電話 : 0153-62-3556
インスタグラム https://www.instagram.com/hirakawauni/
●グルメインフルエンサーSNS総フォロワー数31万人以上・ナゴグルプロフィール:https://the-selection.jp/yacac/author/nagoyafood/
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