家づくりのプロが教える押し入れ・ふすまのDIY
家づくりのプロフェッショナル、工務店社長のズッキーさんと一級建築士のサコちゃんが率いるワークショップが開催されました。
教材になったのは、築50年の木造戸建住宅の和室にあるふすま。このボロボロのふすまが、どう変身していくのか楽しみです。

DIY講師の紹介

ズッキーさんは、日テレ『幸せ!ボンビーガール』にて森泉さんの古い木造住宅のDIYリノベーションの監修やNHK Eテレ『住まい自分流』にてDIY講師の実績ありです。
今回は、部屋の雰囲気がガラッと変わる和室のふすまをDIYでリノベーションします。
”押し入れふすま”を布でDIY(アイディアと張替え手順)
今回、教材となったのは本ふすま。
古くから日本で使われているふすまで、格子状の木材の骨組みが芯材となっています。
その両側に和紙を下張りして、表面にふすま紙を張っています。
ただ、ふすま紙って、柄の種類が少ないと思いませんか?
そこで、今回のワークショップでは、伝統的な紙ではなく、鮮やかな柄生地を使用して襖をリノベする方法を学びました。
今回、教材に生地を提供してくれたのは、着物や浴衣、そして洋服も扱っているブランド『ふりふ』。
提供された柄、「キクマツバメ」は、まるで1枚の日本画のような和の趣が美しいふりふデザインのファブリックです。

今回の本ふすま張替えDIYに必要な材料はこちら
●ふすま表:プリント生地(お好みのもの)
●ふすま裏:ふすま紙 裏紙(水で貼れるタイプ)
●ふすまの穴などの補修:茶ちり紙
必要な道具
・かなづち
・はさみ
・スポンジ
・カッター
・ラジオペンチ
・バール
・両面テープ
・タッカー(建材用ホッチキス)
・マスキングシールやビニールシート(枠や床を養生するために使います)
本ふすまのDIY手順
1.枠を外す
横側の天(上)側、枠の先端をカナヅチで叩きます。(枠が傷つく可能性があるので気になる方は、あて木をしてたたいてください)
釘が下向きになるように枠の先端を叩き、ずらしていきます。ある程度ずれたら、手で引き抜きます。逆側も同じ手順で外します。
横が外れたら、今度は天地(上下)の枠をバールではずします。


2.枠にマスキングテープを使って印をつける
どのふすまの枠で、どの位置かわかるようにマスキングテープで印をつけましょう。この作業、漏れると後で、枠探しが大変です。

3.引き手を外す
引き手にも小さな釘が使われています。この釘を外し飾り縁を取ります。そして最後に柄のある円の部分を外します。年代もののふすまだと、丈夫な二重構造になっていますが、最近のものだと釘なしの一体型など取り扱いやすいものも出ています。ご自身のふすまに合わせて、作業を進めてください、

4.ふすまの裏紙を張替える
裏紙を貼る面よりも1.5cm荒切します。糊がついた面に、たっぷりと水をつけます。
全部濡れたら、古い裏紙の上に貼っていきます。側面の釘が剥き出しているところまで、しっかり糊付けします。不要部分はカッターで切ってください。
裏紙が晴れたら、手のひらで中に入った空気を外側に押し出して抜きましょう。

5.表側の穴を埋める
穴が空いている場合は、茶チリ紙やダンボールを丸めて中に詰め、段ボールの表面を割いて、穴を埋めます。

6.生地を貼る
生地を荒切りして、表面に敷きます。側面を両面テープでぐるりと巻き、生地をピンと貼っていきます。両面テープを貼り終わったら、タッカーで抑えていきます。

7.枠と引き手を戻して完成
最後に枠を戻して完了です。天地(上下)の枠をつけたあと、両サイドの枠をつけます。両サイドの枠は、外す時と逆で、地(下)から天(上)に向かって、枠の先端をカナヅチでたたきます。
枠がついたら、引き手を戻して出来上がり。布の場合は、布に切り込みは入れず引き手を押し込みます。

活気あふれるDIYワークショップ体験
このワークショップには、DIYの中級から上級者が参加しました。参加された方はそれぞれのDIYの経験と知識を活かし、真剣にリノベーションに取り組みました。参加者同士が情報交換を行い、互いに作業を手伝い合いながら、活気にあふれる雰囲気の中で楽しい時間を過ごしました。
DIYの技術やアイデアを共有することで、お互いに学び合う貴重な機会となりました。
出来上がったふすまを見て、「まるで絵みたい」「とても素敵」とみなさん、満足そうな表情を見せました。
布素材を使用したふすまDIYの魅力
布素材を活用したふすまDIYは、従来のふすま紙に比べて、柄や色のバリエーションが豊富であり、個性的な空間を演出することができます。例えば、和風や洋風、モダンなどさまざまなデザインの布素材を選ぶことで、部屋の雰囲気を簡単に変えることができます。

また、布素材は耐久性にも優れており、長期間にわたって美しさを保つことができます。これにより、リノベーションしたふすまが持つ魅力は、時間が経っても色あせることなく、常に新鮮な印象を与えることができます。
さらに、布素材を使用することで、押し入れや和室などの伝統的な空間に新たなアクセントを加えることができます。
まとめ
築50年の木造戸建住宅の和室のふすまをDIYリノベーションした今回のワークショップは、参加されたみなさんにとって刺激的な体験となりました。布を使用したふすまDIYは、個性的な空間演出がしやすいことを再認識しました。
参加者同士の情報交換や共同作業が生まれ、終始活気に満ちた雰囲気の中でDIYの楽しみや学びが共有されました。
次回のDIYワークショップのお知らせ
次回は、モルタルでテーブルをDIYします。手ぶらで参加OKです!汚れても良い格好でお越しください。
日時:2024/5/18(土)13時〜17時
場所:316スタジオ
住所:東京都墨田区菊川3-16-14
都営新宿線 菊川駅 徒歩1分
